WEBサイトの位置づけ

~ しっかりしたコンテンツを整える ~
広報・広告媒体の中で自社のWEBサイトは「本社広報部」と考えればよいと思います。営業マンが間違った案内をしてしまったとしても、ブログやSNSでどのような記事が流れようとも一番正しい情報を流し続けるのが会社の公式ホームページ(WEBサイト)です。
サイトへの来訪者が情報を確認できるようにWEBサイトの中に「広報・広報部」に当たる情報コーナーを用意します。
■ニュース(新着情報)
このニュースは会社の現在・最新情報を伝える情報コーナーです。新製品の発売、展示会への出展などイベント情報、販売キャンペーンやセール情報、人事情報、部署の新設や変更などを掲載します。
■会社の固定情報
本社所在地や連絡先などを記載します。電話番号は「お客様問合せ」のために掲載すべきだと思いますが、個人事業で電話対応が困難な場合には載せない方が無難です。
無理に電話番号を掲載して2次的な「電話がつながらない」クレームになっては大変です。
メールアドレスを掲載するのも止めておきましょう。スパムメールの標的になる可能性もあるので「問い合わせフォーム」を作り、メールアドレスが表からは見えなようにしておきます。
■商品(サービス)情報
具体的な「売り物」商品やサービスに関しても基本的な情報(仕様や内容量などの情報)を掲載します。販促物やチラシを見て、または人から聞いて商品を探して下さったお客様に、正しい情報が伝わるようにできる限り「丁寧」な情報提供を心がけましょう。
■FAQ(良く効かれる質問)
お問合せ情報の中でも多いモノを問答形式で掲載しておきましょう。同じ質問なら問合せする手間が省けますし、問い合わせを受ける側も回答をわざわざ送らなくても済みます。
 いい話があった時はWEBサイトのニュースでフォローします。「お陰様でありがとうございました」という趣旨の記事を掲載します。文章が拙くても、感謝の気持ちと嬉しかったことをお伝えします。
 商品やサービスに対する根も葉もない噂や風評被害に遭いそうな場合は毅然として正しい情報をサイトで提供しておきます。「そのようなことはない」と先手を打って素早く訂正。初動の速さで悪い噂を抑え込みましょう。
 知名度の低い、小さな会社のWEBサイトはアクセス数が少なくて当然ですが仕事関連で閲覧されたり、商品の話を聞いて検索されたりします。数少ない反響に対してしっかりと答えられるコンテンツを作っていけば「好感のもてるページ」として印象に残ります。